2017/12/10

先日12月17日行われた
「DEEP CAGE IMPACT 2016~DEEP VS WSOF-GC~」
ご覧になった方も多いだろう
そこで 足関十段の異名が名高い
今成選手がやってくれた
今対決は、前チャンピョンである横田一則選手が返上したことで、
王座が空位となり、それを競う形で今成選手と長倉立尚選手が対決する運びとなっている。
さて、皆さんもご存知のとおりだが、今成(以下選手略)は
2005年に初代DEEPフェザー級、
2008年にDEEPバンタム級王座を獲得し、二階級制覇をした実力派ファイター
アグレッシブさも、持ち合わせておきながら、現在40歳を迎えたが、そのグラップリングでの強さは素晴らしいものである。
対決する長倉(こちらも以下選手略)はフェザー級の中でも折り紙付きの強打者。
過去、チャンピョン挑戦はあるものの、その際は残念ながら敗れ去った。
5年ぶりに貰ったこのチャンスをものにするために、目が血走る。
さて、試合展開だが、1R目は静かに始まる。
今成と長倉は牽制の蹴りで応酬するも、試合はあまり動かない展開に。
2Rでは均衡は破れ、長倉の強烈な蹴りに今成もぐらつく場面があったり、
今成の足関節での攻めが見れたりと、試合を見ていたファンはかたずを飲んだだろう。
しかし勝負は3R目に待っていた
開始早々今成の飛び膝が決まった後
よろめいた長倉にパンチラッシュで追い込む今成
その後倒れこんだ長倉に鉄槌連打の今成だったが、
そこでは極めきれず。
逆に長倉は隙をついて今成をテイクダウンしたあと、上から肘を叩き込む
その後、スタンド状態になり、殴り合いになるが、スタンドの攻防では長倉が一歩リード
今成を追い詰める。
しかしそこでタイムアップ レフリージャッジとなる。
ジャッジ2名が今成、2名が長倉と割れた。
そして運命のラストジャッジは今成を支持する結果に。
その瞬間、今成が40歳にして約8年8カ月ぶりに王者に返り咲くと言う快挙を達成した。
私のサイトのテクニック集でも今成選手が出てくるが、
彼のように高齢になっても夢を与えてくれるファイターを、今後も応援したい。
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