2017/12/10

Bellator世界ライト級王者マイケル・チャンドラーが、
元UFCライト級王者ベンソン・ヘンダーソンを破り防衛に成功した。
結果的には2:1で防衛という形にはなったが、
両者にそこまで差があったかと言われるとなかなか難しいところだ。
1Rから圧倒的なスタミナで責め立てるベンヘンに対し、チャンドラーも過激な応戦。
ファンならずとも攻防に目が離せなくなってはいたが、プレッシャーのかけかたは、さすがのベンヘン。
チャンドラーを追い詰めていく
2R、3Rとベンヘンがローを多用し、チャンドラーが返すという展開が多く、アグレッシブさを思い返すとベンヘンが圧倒的な有利でもあったラウンド。
ただ、チャンドラーは的確に返していき、ダメージを与えていく。
途中急所攻撃等で、試合が中断することはあったが、以前チャンドラーが場の空気を支配した形となっている。
3R、4Rと今までとは違い寝技での攻防もあり、ファンを飽きさせないテクニックを持つ二人
しかし、ここでもチャンドラーの押し込みが続く。ベンヘンをグラウンドでコントロールし、確実にラウンドのポイントを獲得していく。
最終回、ベンヘンが右から左をヒット、チャンドラーはミドルを返すところから展開はスタート
途中膠着や、ケージ際での攻防があったが、このラウンドはベンヘンだったか。
最後まで粘り強さを見せたベンヘンだったが、最終ラウンドはチャンドラーから奪えたが、判定に結果をゆだねた。
判定は、48-46で一票ずつ取り合い、最後のジャッジが48-47でチャンドラーが王座防衛に成功した。
勝利者インタビューで、チャンドラーは
「1Rを支配したのに、ヘンダーソンは本当にタフだった。がっかりさせて申し訳ない。もっと強くなって戻って来る。
今日のパフォーマンスには納得していないけど、次はベストのマイケル・チャンドラーを見せる。」
とアピール。ベラトールはまだまだ熱い戦いを私たちに提供してくれそうだ。
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