2017/12/10

皆が期待していた扇久保のUFC挑戦(TUF)だが、
おしくも決勝でティム・エリオットに敗れ去った。
前回記事でもお知らせしたが、
元修斗チャンピョンである扇久保は
TUF(16人の選手がUFCとの契約を貰うために一人になるまでトーナメントで戦う番組)
に出ていた
日本版TUFでは廣田、と夜叉坊がその契約を取った事もあり、格闘技に興味がない方にも
一躍有名になったこの番組だったが、
扇久保が参加したトーナメントはもし優勝すれば
そのまま同階級のチャンピョン デメトリアス・ジョンソンと次戦挑戦するチャンスが与えられるという
かなり熱い戦いだった。
扇久保は修斗で環太平洋フェザー級王座、世界フェザー級王座、世界バンタム級王座、さらにVTJフライ級トーナメント優勝と、
数々のタイトルを獲得した実績の持ち主。
元々は極真空手出身だが、寝技を得意としている。
そんな日本が誇る扇久保だったが、
今回の戦いはティムエリオットが上手だった。
1Rから
扇久保の得意のパターンである
パンチからの蹴り、そしてタックルの後、相手を漬けてのコントロールに対し
エリオットは匠なボディコントロールで、
漬けられる事はない。
何度も襲い来る扇久保のプレッシャーに対し
エリオットはタックルを回避し、逆にテイクダウンを奪っていく。
2Rも同様の展開が続くが、試合中盤にエリオットが扇久保をテイクダウンし、
バックマウントからチョークへ。
これを外した扇久保はすかさず体を捻ってエリオットとガードポジションの形へ。
エリオットをチョークで絞め上げていく。
しかし、エリオットは下で常に動き扇久保から逃れる。
その後テイクダウンを取られた扇久保はパウンドを連続で被弾し、
バック取られラウンド終了を迎える。
3Rも扇久保はタックルを狙うも、エリオットは防ぎ、コントロール
扇久保はその後トップを取られ逃れるために下を向いたところで
バックを取られた状態でコントロールされ試合を終える。
判定は3-0での敗北
扇久保は「また切り替えてやっていきます」と
最後まであきらめずに攻め続けた日本人魂を忘れてはいない
試合内容を見ても扇久保は盛り上げたので、UFCから何かしら打診があれば
日本のファンとしてもうれしい限りだと思うのだが、
今後に期待しよう
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