2017/12/10

王者であるレッツ豪太とムン・ジュンヒの一戦は3-0でレッツが勝利した
終わってみれば、最終回以外はレッツの独壇場
初回からアグレッシブに攻めるレッツは、ハイキックを見せたあとは、サークリングしながら、ジュンヒを追い詰めていく。レッツのストレートやミドルキックはジュンヒにヒットし、確実に追い詰めていく展開。
ジュンヒは両足タックルから展開を作ろうとするも、レッツはこれをしのぐ。ただ膠着状態の中で、背中を取ったジュンヒだったが、そのまま背中を付けて寝技の展開をするのではなく、マウントを狙いにいったところで、逆にレッツに脇を差し返される。レッツはこのままジュンヒからトップをキープしたまま第二Rへ。
第二Rが始まったや否や、レッツのフックがジュンヒを襲う。レッツはジュンヒの動きが止まったと見るや、一気にパンチラッシュから、押し倒しパウンドへ。ここで勝利を確信する方もおられたかもしれないが、残念ながら、ジュンヒも心がおれない。下から仕掛けていくジュンヒに対して、レッツはそれをしのいだ形でこのRも終えている。
最終Rだが、このRに関してはジュンヒが果敢に仕掛けてくる。レッツの蹴りに合わせて組みついたあとは、第一Rと同様後ろを狙いに来た。その後しっかりバッグを取ったあとは、RNC(リアネイキッドチョーク)を仕掛け、あわや極まってしまうかと言うところまでレッツを追い詰める。
しかりレッツは首の下に回っている手を引き離し、ブレイクとなる。
その後スタンドからとなったが、あせったジュンヒが前に出たとことでレッツのタックルがきれいに決まり、あとは上から拳を落としつつ、試合終了となる。
冒頭でも書いたが、終わってみるとレッツの展開だった。
あわよくば、一本やKOが見たかったが、王者としての貫録を見せつけた試合ではなかったのだろうか。
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